
サーフィン大原洋人選手が3位!『Lexus US Open of Surfing』
現地時間8月3日にカリフォルニア・ハンティントンビーチで行われた、WSLチャレンジャーシリーズ(CS)第3戦「Lexus US Open of Surfing」が終了し、大原洋人選手が準々決勝(QF)および準決勝(SF)を勝ち上がり、3位入賞。日本勢としてはCS戦での初の表彰台となり、ランキングを28位から11位へ大幅にジャンプアップさせました。五十嵐カノア選手はQFでブラジルのMichael Rodrigues相手に僅差(0.39ポイント差)で敗退。最終的に5位となりました。
サーフィンの選手のようなぶれないバランス感覚を身に着けたい。満員電車で足腰を鍛えた話。
朝の満員電車。足の踏み場もないほどの混雑の中を会社に向かう毎日。
電車に揺られていてふと思ったことは、「これ、ちょっとバランストレーニングになるんじゃないか?」
そう、これを“満員電車サーフィン”トレーニングと名を打って通勤途中に足腰を鍛えてみようと思いました。
満員電車サーフィンとは
いわゆる「電車の揺れをサーフィンのように乗りこなす」状態です。
吊革や手すりを掴まず、両足を肩幅に構え、揺れに合わせて重心を調整しながらまるで波にのるよう電車のゆれの波に乗っているとまるでサーフィンのようです。電車の揺れを利用して体幹を鍛えるエクササイズです。電車の不規則な揺れは、バランスボードや不安定クッションでのトレーニングと同じ原理で、体幹・バランス感覚・反射神経を鍛える効果があります。
満員電車サーフィンの立ち方・姿勢のコツ
- 足幅は肩幅ぐらいに広げる(安定感を持たせつつも、適度にグラつきを感じられる幅で。)
- 膝は軽く曲げる(硬直すると転倒しやすくなるので、クッションのように使う。)
- 視線は進行方向に(遠くを見ることで平衡感覚が安定。)
- 腕はリラックス(電車が急に揺れる時があるのでいつでも吊革や手すりに触れられるように。)
期待できる効果
- 体幹強化(体幹は「全身の土台」であり、バランス感覚が向上します。スポーツや日常動作の安定性につながります。)
- バランス感覚向上(揺れに転ばず体の安定感を保持することで階段や段差での動きにも安定感UPします。)
- 反射神経アップ(バランスを崩した瞬間に足を踏み出したり手で支えたりできるので、骨折などの大事故を防ぎやすくなります。)
- 集中力向上(集中して取り組むことで作業スピードが上がり、同じ時間でも成果が大きくなります。)
毎日実践できる
ジムと違ってタダ。しかも通勤時間を使うので、毎日実践できます。
ただし、パーソナルトレーナーの代わりに、車掌さんのアナウンスが「次の揺れ」を教えてくれるわけではありません。むしろ不意打ち。反射神経勝負。その「予測できない外乱がある環境」は極めて好都合で、姿勢保持に必要な筋肉と神経の協調性をより強化するというのが学術的な共通見解です。
暇な通勤電車の中で自己流ながらこの方法で鍛えたおかげで、揺れやブレーキにもつり革がなくてもほぼ対応できるようになりましたし、日常生活の動きに対応できる体づくりに役立っているはず、と信じて地味に満員電車サーフィントレーニングをしています。
ただし、電車内は安全を最優先に考える必要があるため、あくまで遊び感覚・意識トレーニング程度として捉えるのが良いです。混雑具合や揺れが激しいときは安全第一でつり革や手すりにつかまってください!