三谷幸喜氏が語る、驚きの大俳優エピソード

脚本家で演出家、映画監督として知られる三谷幸喜氏が、TBS系「中居正広の金スマスペシャル」に出演しました。番組内で、三谷氏はこれまでに影響を受けた俳優について語りました。その中でも特に印象に残っている俳優が田中邦衛さんです。田中邦衛さんは、三谷氏の映画『みんなのいえ』（2001年）をはじめ、いくつかの三谷作品に出演しています。三谷氏は田中邦衛さんのことを「大俳優」と称し、その飾らない人柄に非常に影響を受けたと話していました。特に、田中さんは自宅が横浜にあるにもかかわらず、現場に2、3時間かけて歩いて通ってくるというエピソードは特筆すべきものです。

また、ある日の撮影現場でのエピソードも興味深いです。ロケの待ち時間に田中さんが「俺、ちょっと銭湯行ってくるわ」と言って出かけたことがありました。撮影時間が近づいたため、助監督が呼びに行くと、田中さんは銭湯の中で全裸でサイン会を開いていたそうです。その光景には長蛇の列ができていたと、三谷氏は笑いながら語っていました。このエピソードからも、田中邦衛さんの飾らない人柄と、その人気ぶりが伺えます。

このように、三谷幸喜氏は田中邦衛さんから多大な影響を受け、そのエピソードは視聴者にとっても強い印象を残すものでした。これからも三谷氏は、多くの人々に影響を与える存在であり続けることでしょう。